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アンテナパーツの役割(整合器)
整合器は、同軸ケーブルの持つ75Ωという特性と、フィーダーがもつ300Ωという特性の互換を保つために作られた機器です。
内部構造は、電気的に1対4の割合になっていまして、その回路を挿入することによって75Ωの同軸ケーブルを300Ωのフィーダー線に変換したり、またその逆もできるようになります。

なぜ1対4かというと、75 対 300は、約分すると、1対4になるからなんです。
もっと簡単に説明すると、同軸ケーブルの75Ωというインピーダンスを4倍にすると、(75
4=300)フィーダー線のもつ300Ωというインピーダンスになります。また、300Ωを4分の1にすれば、(300÷4=75)75Ωという同軸ケーブルのもつインピーダンスになります。
こうして電気的に双方の電線の特性を合わせることから、「マッチングトランス」とも呼ばれています。

整合器の使用例
整合器の使用例
上の図は、VHFアンテナからは同軸ケーブルで配線してきて、テレビのアンテナ端子がフィーダー端子しか無いという場合の接続例です。
フィーダー線自体は、屋外での取り回しや長い配線には不向きですので、実際にはテレビの裏側で整合器を使う場合がほとんどでしょう。
しかし、最近のテレビではフィーダー端子が付いていない製品が多くなったことや、BSなどの衛星放送には使えないことで、あまり使われなくなった機器のひとつです。


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