💡 どのような場合にこの「円柱式アンテナ設置工事」が必要ですか?
この「円柱式地デジアンテナ設置工事」は、主に以下のようなお客様に最適な、デザイン性と高さを両立したプランです。
- 外観を重視し、かつ平面式では電波が弱い方:
壁面の平面式アンテナでは電波が不安定だが、八木式アンテナ(魚の骨型)の無骨さが気になる場合に、屋根の上にスッキリと目立たない円柱型を設置したい方。 - 強風・台風対策を重視したい方:
円柱形状で抵抗が少なく、ポールに垂直に取り付けられるため、横風の影響を受けにくいデザイン性の高いアンテナを希望される方。 - 既存のアンテナ設備を活かしてコストを抑えたい方:
既存のアンテナ棒を切断して再利用(長さ70cm〜100cm)することで、アンテナ棒の部材代を節約したい方。
▲ 円柱式アンテナ設置時の推奨高さ(70cm〜100cm)を示す図
【重要】 この価格は、アンテナ本体の設置と、既存のアンテナ棒の切断・流用、および最小限の配線(ケーブル5m一例)のみを含んでいます。ブースターや分配器が必要な場合は、別途追加料金が発生します。
沖縄県内:円柱式アンテナ設置工事の平均価格と内訳
沖縄県内での「地デジ円柱式アンテナの設置工事」の平均工事価格は、以下の通りです。
工事内容と費用内訳 | 価格(税込) |
---|---|
地デジ円柱式アンテナ(ユニコーンアンテナ)本体代 | 17,000円 |
同軸ケーブル(5m長さ一例) | 1,000円 |
設置工事代(既存ポール流用・切断加工・レベル測定) | 15,000円 |
平均工事価格 合計 | 33,000円 |
※ 上記の価格は、一般的な平均価格の目安です。
円柱式アンテナを取り付ける際、既存のアンテナ棒(マスト)を適切な長さ(70〜100cm)に切って取り付けますが、既存のアンテナ棒が腐食などで使用できない時は、別途アンテナ棒の部材代がかかります。
ケーブルの長さや設置環境によって、金額は前後する場合があります。
💰 価格に関するQ&A
Q1:円柱式アンテナは、平面式アンテナよりも受信感度が高いですか?
A1:はい、一般的に同等の性能の平面式アンテナと比べ、円柱式アンテナ(ユニコーンアンテナ)は設置する場所が屋根上に近くなるため、高い位置で電波を受信でき、結果として受信感度が向上しやすい傾向にあります。
特に中電界地域や、平面式では受信が厳しいと診断された場合に有効な選択肢です。
Q2:既存のアンテナ棒が使用できない場合、費用はいくらくらい追加されますか?
A2:既存のアンテナ棒(マスト)が錆や腐食で使えない場合、新しいマスト(部材代+交換工事代)が必要になります。
一般的なマストの部材代として約4,000円〜12,000円程度が別途追加される場合があります。交換が必要かどうかは、現地調査の際に診断いたします。
Q3:BS/CSアンテナを追加したい場合、円柱式アンテナと同時に設置できますか?
A3:はい、技術的には可能です。ただし、いくつかの注意点があります。
- 円柱式アンテナのポール(マスト)にBS/CSアンテナを設置すると、円柱式アンテナのデザイン性を損なう可能性があります。
- 円柱式アンテナは、既存のアンテナ棒を切断して取り付けるため、細いアンテナ棒では強度面で推奨できません。
- 仮に太いアンテナ棒であっても、切断後の高さによってBS/CSアンテナの角度調整が難しくなる場合があります。
そのため、BS/CSアンテナは外壁の目立たない場所などに別途設置し、ブースターで信号を混合する方法をおすすめします。
この場合、BS/CSアンテナ本体代、取付金具代、混合ブースター代などが別途必要になります。