案件概要
電波状況が悪い地域の新築のご自宅への、地デジとBS/CS両方のアンテナ同時設置工事です。受信安定化と安全確保のため、高所作業車を使用しての難易度の高い作業となりました。
| カテゴリ | 新築住宅 アンテナ工事 施工事例 |
| 工事内容 | 地デジ・BS/CSアンテナ新規同時設置、及びブースター設置工事 |
| 使用機材 | 平面式地デジアンテナ、4K8K BS/CSアンテナ、4K8K対応ブースター、アンテナ棒など |
| 工事地域 | 沖縄本島中部地域 |
工事費用の内訳
| 項目 | 価格(税込) |
|---|---|
| 4K8K BS/CSアンテナ一式、平面式地デジアンテナ、 ブースター(地デジ+4K8K対応)含むコミコミ割引セット | 73,600円 |
| アンテナ棒(マスト)120cm:追加部材分 | 1,200円 |
| サイドベース(取付金具):追加部材分 | 4,600円 |
| 設置工事代:追加工事代(アンテナ調整、配線、点検作業一式) | 0円 |
| 高所作業車台レンタル代 | 35,000円 |
| 【工事価格 合計】 | 114,400円 |
※高所作業車が必要となる作業であったため、レンタル代が発生しております。
施工レポート
技術的な課題:電波状況と設置位置
今回工事を行った沖縄本島中部地域のお客様宅は、地域的にも電波状況が良い場所ではありませんでした。地デジ電波を確実に受信するには、沖縄市のコザ中継局からの信号を狙わなければならず、建物の構造上、アンテナを屋根上に高く突き出して設置する必要がありました。
アンテナの種類と安全対策の判断
屋根上に突き上げて設置する場合、地デジアンテナのタイプが重要になります。平面式アンテナは壁面設置が最も風に強い設計ですが、屋根上に突き上げると本来の風への強度が落ちてしまいます。
そのため、弊社からは受信性能も高く風に強い八木式アンテナ(魚の骨のような形状)をご提案しましたが、お客様のご希望により平面式アンテナを設置することとなりました。当社は、お客様のご希望を尊重しつつ、強度を確保した施工を行いました。
また、設置する場所が非常に高く、作業の難易度が上がったため、工事の安全確保を最優先と判断し、高所作業車をレンタルしての作業となりました。この高所作業車のレンタル代が、費用に追加されています。
工事の結果と仕上がり
設置難易度は高かったものの、高所作業車を使用し安全を確保した上で、平面式アンテナと4K8K BS/CSアンテナを屋根上に確実に固定しました。これにより、全チャンネルで安定した電波を受信できるようになり、お客様のテレビでは全チャンネルが問題なくきれいに映ることを確認いたしました。

