強風対策のための地デジ円柱式アンテナ交換工事事例 | 既存マスト活用と耐風性向上

地デジ八木アンテナをより強風に強い地デジ円柱式アンテナへの交換工事を行った写真 施工事例

案件概要

強風によるアンテナの回転・方向ズレに悩まれていたお客様のご要望により、耐風性に優れた地デジ円柱式アンテナ(ユニコーンアンテナ)へ交換した工事事例です。既存のアンテナマストを流用し、風の影響を軽減しました。

カテゴリ既存住宅 アンテナ工事 施工事例
工事内容地デジ八木アンテナ撤去、円柱式アンテナ設置、アンテナマスト切断加工、及びケーブル交換工事
使用機材地デジ円柱式アンテナ(ユニコーン)、同軸ケーブル5C(15m)
工事地域沖縄本島南部地域

工事費用の内訳

項目価格(税込)
地デジ円柱式アンテナ(ユニコーンアンテナ)本体代17,000円
ケーブル 5C(15m)※経年劣化による交換追加分3,600円
設置工事代(既存ポール流用・切断加工・ケーブル交換・レベル測定)18,000円
設置場所の高所作業代0円
【工事価格 合計】38,600円

※屋上へのアクセスが容易であったため、高所作業代は発生しておりません。


施工レポート

お客様のお悩みと交換の理由

沖縄本島南部地域のお客様宅は、高台にあり、さらにくぼ地から吹き上げてくる日常的な風が非常に強いという特殊な環境でした。そのため、元からあった地デジ八木アンテナが強風で回転し、そのたびにお客様ご自身で屋上に上り、アンテナの方向を直すという手間が発生していました。

お客様は、当社のホームページで地デジ円柱式アンテナ(ユニコーンアンテナ)の存在を知り、耐風性を期待して交換工事をご依頼されました。

耐風性を高めるための設置工夫

旧八木アンテナを撤去した後、既存のアンテナ棒を風の影響を最も受けにくい高さ70cmに切断し、短く加工しました。その上部に、風の抵抗を受けにくい円柱式アンテナを挿し込んで設置。アンテナの高さを抑えることで、強風時の回転・ズレのリスクを大幅に低減させました。

電波レベル測定とケーブル交換の追加

当初、ケーブル交換は予定されていませんでしたが、現地調査の際に、「もし設置後に電波レベルが低すぎた場合は、ケーブルの経年劣化が考えられるため、交換が必要になる」旨を事前にお客様にお伝えしていました。

円柱式アンテナ設置後に測定したところ、案の定、屋上と2階ブースターBOXの間で電波レベルが大きく低下していました。お客様に状況を説明し、ご了承を得て、劣化したケーブル(10m)を交換する工事を追加で実施しました。

工事の結果

ケーブル交換を行ったことで、最終的な受信レベルは安定し、お客様の長年の悩みであった「アンテナが風で回ってしまう」という問題も、円柱式アンテナへの交換とマストの低層化によって解消されました。テレビの映りもきわめて良好です。