I. 【最重要】総額の安さだけを追わないこと
最も危険なのは、極端に安い見積もりを提示しておきながら、当日になって高額な「追加費用」を請求する業者です。総額が安く見えても、以下の点に注意してください。
1. 「工事一式」表記に注意する
詳細な内訳がなく「工事一式:〇〇円」と記載されている見積もりは、何にいくらかかっているかが不明瞭です。見積もり内容に以下の作業や部品が含まれているかを確認しましょう。
- アンテナ本体、取り付け金具の費用
- ブースター(電波増幅器)の設置費用
- 高所作業費、出張費
- ケーブルの配線・接続費用
2. 追加費用のルールを必ず確認する
「屋根裏に入る」「ブースターが必要になった」など、現場の状況で費用が追加される可能性がある場合、「追加費用の具体的な上限額」や「どのような場合に費用が発生するか」を事前に書面で確認しましょう。
→ (当社のスタンス) 当社では、見積もり時に現地状況を徹底的に確認し、工事後の追加費用が発生しないよう努めています。
II. 見積書で必ず確認すべき3つの重要項目
見積書を見比べるときは、総額だけでなく、以下の3つの項目を横並びで比較することが重要です。
1. 項目ごとの内訳と単価
内訳が詳細であればあるほど、その業者の見積もりは信頼性が高いと言えます。「ケーブル〇メートル:〇円」「取付金具一式:〇円」など、具体的な単価が記載されているか確認しましょう。
2. 使用する機材のメーカー名と型番
「地デジアンテナ代」としか書かれていない場合、安価で質の低いアンテナを使われる可能性があります。見積書にDXアンテナ、マスプロ電工などの信頼できるメーカー名と、具体的な型番が記載されているか確認し、ネットで性能(特に耐風速)を調べてみましょう。
3. アフターサービスの「保証期間と範囲」
アンテナは屋外に設置するため、工事後の保証が非常に重要です。見積書と一緒に保証内容で、以下の点を確認しましょう。
- 保証期間:何年間保証してくれるのか?(例:1年、3年、5年)
- 保証範囲:機材の初期不良だけでなく、施工不良や、自然災害時のサポート(火災保険の活用)まで含まれているか?
III. 価格には含まれない「施工品質」のチェック
工事の品質は見積もりの金額だけでは測れません。以下の要素から、その業者の信頼性と施工品質を判断しましょう。
- 地域密着の工事実績:沖縄の電波特性や台風・塩害対策に精通しているか。(地元の業者が有利です)
- 工事士の資格と経験:「電気工事士」などの資格を持った専門家が対応するか。
- 保険適用のサポート:万が一の台風被害時に、火災保険の申請サポートを行っているか。(お客様の費用負担軽減への意識が高い業者の証拠です)
IV. まとめ(判断に迷ったら)
複数の見積もりを比較する中で、判断に迷ったら、最も丁寧に、そして具体的に「なぜその金額になるのか」を説明してくれた業者を選びましょう。
アンテナラボ沖縄は、常にお客様目線での明瞭な見積もりと、沖縄の環境に合わせた確実な施工をお約束します。他社様の見積もりをお持ちでも、比較・ご相談だけでも遠慮なくお問い合わせください。
「明瞭な見積もりと確かな技術で、
お客様に長期的な安心を提供します。」

