I. アンテナの修理に火災保険が適用される条件
アンテナの倒壊や破損は、お客様が加入されている「火災保険」の「風災補償」が適用されることが一般的です。
1. 風災害(台風・強風)による被害が対象
火災保険は、火事だけでなく、台風、竜巻、暴風などの風災害による建物の損害賠償を補償します。 アンテナは建物に付帯する設備と見られるため、以下の場合で適用される可能性が高いです。
- 台風によるアンテナの倒壊・破損
- 強風でアンテナの向きが変わり、視聴不良となった場合
- 飛来物がアンテナに衝突し、破損した場合
2. 塩害は「経年劣化」と判断される場合が多い
沖縄特有の塩害による金属の腐食やサビは、通常、経年劣化と判断され、保険適用外となるケースが多いです。
II. これからの保険活用を知らない人が多いのか
弊社には、お客様が「アンテナは自費で見直すもの」と思い込んでいるために、被害からの時間経過ってから保険適用を知り、慎重にご依頼いただくケースがよくあります。
アンテナの復旧は大きな出費を伴いますが、お客様は簡単な手続きを行うだけで、自己負担なし(または最小限)修理を行うことが可能です。 アンテナラボ沖縄では、この保険を活用した工事を多数行っており、お客様の申請手続きをサポートしています。
Ⅲ. 保険適用のための手続きの流れと必要なもの
アンテナの保険適用工事は、保険会社への申請が必要です。 以下に、保険でのアンテナ工事に共通している手続きの流れと必要なものを記載しますので、ご参考にされてください。 (詳細は必ずご加入の保険会社へご確認ください。)
手続きの流れ(当社サポートを含む)
- 保険加入の有無:まずはご自身の保険加入状況をご確認ください。
- 追加保険会社への報告: アンテナ被害の報告と保険金請求の書類を準備します。
- 書類と見積書提出:工事前のアンテナ等の写真、そして当社が作成した見積書などの書類を提出します。
- 損害認定:保険会社による損害認定が行われます。
- 工事の実施とお支払い:保険金が確定次第、弊社にて工事を実施し、工事代金をお支払いいただきます。
- 書類と領収書及び工事後の写真などの提出:工事後のアンテナ等の写真、領収書などを保険会社に提出します。
必要となる書類・証拠
特に重要ではありません以下の「証拠」です。
- 損壊している、工事前のアンテナ等の写真
- 書類と見積書:復旧にかかる費用を証明するもの
- 書類と領収書及び工事後の写真:工事が完了したこと、費用を支払ったことを証明するもの
当社は、これらの写真撮影や見積書作成に関して、お客様がスムーズに申請できるようサポートいたします。
IV. まとめ(まずはご相談ください)
「アンテナが壊れた」「映りが悪い」。 大きな出費が伴う前に、まずは火災保険の適用可能性をご確認ください。
アンテナラボ沖縄は、沖縄特有の災害によるアンテナ被害について、保険会社への手続きをスムーズに進めるための経験とノウハウを持っています。

